盃に乾杯!?

夕食の時だった。


大杉の家から、
帰って来た父が言った
言葉に驚いた。


「香澄。」


「何?」


「大五郎君と一緒に
住む気は無いか?」


「はい????」


「向こうの組長さんが、
一緒に住ませて欲しいと、
言ってきたんだ。」


「お父さん?」


「俺はもちろん、
オッケーしたよ。」


父は暢気に言ったけど、
私は驚いて何も言えない。