盃に乾杯!?

「無理やり抱いても、
お前の悲しむ顔だけは、
絶対に見たくない。」


「うん・・・。」


「今は待っているけど、
あまり気は長くない。」


「分かった。」


「その代わり、
お前を抱き枕にする。」


「はい?」


今なんて言った?
抱き枕?
私は一体何なの?


「いいだろう?」


上から聞こえてくる、
彼の声が怖かった。