盃に乾杯!?

大杉組は、
関東を拠点として、
一大勢力を持っている。


私の家の組なんて、
足元も及ばない位に、
凄い組でもあった。


「嘘・・・。」


「今知ったのか?


俺の兄貴も、
ここの生徒会長をしていて、
後を引きついただけ。」


他の生徒を見渡すと、
知っている子もいれば、
彼女みたいに、
全く知らない子までいた。


そりゃ当たり前だよ。


ここの組に睨まれたら、
誰も生きてはいられない
そんな凄い組なのです。