*先生Side. 「……はあー」 遠くで微かに聞こえるシャワーの音を聞きながら 俺はソファーに座り、落ち着かない気分でいた。 今日やっと俺の気持ちが伝わったと思ったら、 いきなり片桐を俺の家に泊まらせることになった。 自分の家に女を上げるのは初めてだし、ましてやそれが教え子だしな。 …でも、関係ない。 教え子でも好きなんだ。 ―自分を抑えられないくらい好きなんだよ。