………。 「…で。何ですか?これ」 「エプロンだな」 私をソファーに下ろし、おもむろにリビングを後にした先生が持ってきたのは黒いシンプルなエプロン。 「裸エプロンなら拒否します」 「…違うっつの。やりたいのか?」 冗談で言ったのに真顔で返してくる先生。 「ヤレと言われれば出来ます」 …勿論、やる気など一切ないけど。 「……後で、な?」 冗談が本当に通じない先生は、にわかに顔を赤くしながらそっぽを向く。 …からかっただけなのに。 どうしよう…。