その日の夜…いつも通りの打ち上げ。 「それではッッ!! 県大会優勝&甲子園出場を祝って!!!」 「「「かんぱ―――い♪♪」」」 よかった…夢、叶うんだ。 「実波」 達也が渡すの名前を呼んだ。 「ちょっと出よう」 達也に連れられ、別室へ移動した。 「…実波」 私が達也のほうを向いた瞬間―――――――――― ―――ちゅっ …え