そう言って、アキはあたしに冷たいジュースのカンを渡してきた。 ・・・そういえばさっき買いに行ってたっけ。 「・・・ありがと」 あたしはそれを目にあてた。 ひんやりして気持ちいい。 それから暫く沈黙が続いた。 でも重苦しい雰囲気じゃなく、自然な空気。