ツインの絆


アキはゆっくりと孝輔の顔を自分の方に向けて,キスを始めている。


その時だった… 孝輔の下半身に変化を感じた。


今まで異性のことに無関心、縁の無かった孝輔にとって、自分の体の変化は初めての事、驚くしかない。


ショックもあり、全身の力でアキを突き飛ばして逃げる事も出来るのだが… 
不思議とそうはしなかった。


そのまま外に出る気にはなれなかった。
元に戻す術も知らなかった。


アキは自分の変化に動揺している孝輔を見て,満足そうな笑みを浮かべている。


17歳にしては成熟した女の体… 
男女のことに慣れている男が見ればよだれをたらすかも知れないが,
ここにいるのは[でくの坊]の孝輔だ。


アキは、突っ立ったまま固まっている孝輔のシャツを脱がし始めた。




靴下だけの姿になった孝輔をアキはベッドに押し倒した。


そして自分も孝輔の上に馬乗りになり…


その気持ち良さに,孝輔はわけが分らなくなり… 



「あっ・・・」



声を出したのは孝輔だった。