【完】あたしとお兄ちゃん〜秘密の関係!?〜


 そんな風にぼんやりしてたら――。

「「あぶない!」」

 ぼすっ!! 

「えっ! きゃあ!」

 重く鈍い音を立てた、
 肩に掛けたあたしの鞄。

 バウンドして転がるのは野球のボール。

 あっぶなかったぁ〜!!

 と安堵のため息をついたのもつかの間、

――次の瞬間、


 あたしはバランスを崩して、


 足元の
 グラウンドに降りる階段を


 転げ落ちて
 いったのだった――。