そんな風にぼんやりしてたら――。 「「あぶない!」」 ぼすっ!! 「えっ! きゃあ!」 重く鈍い音を立てた、 肩に掛けたあたしの鞄。 バウンドして転がるのは野球のボール。 あっぶなかったぁ〜!! と安堵のため息をついたのもつかの間、 ――次の瞬間、 あたしはバランスを崩して、 足元の グラウンドに降りる階段を 転げ落ちて いったのだった――。