「ママ、今日も帰って来ないのかな・・・」
家は父が早く亡くなってしまったため、母が一人で子ども二人を育てている。
そのせいで、母は仕事で忙しく、家にはなかなか帰って来ない。
・・・まあ、自分たちを養っていくためなのだ。仕方がない。
でも、たまには帰ってきてほしい。そう思うこともある。
「麻衣、俺がついてるからな。だから、寂しくなんてないよ。俺が、ずっとそばにいるから・・・」
いつも優しくめんどうを見てくれる兄。私は兄の存在があったから、今ここに居られるんだと思う。
兄がいなかったら、私は寂しさに耐えられなかったはずだ。
兄は、私にとって、かけがえのない存在だ。
・・・ずっと、好きだった。
でも、言えずにいた。
兄妹だから・・・
家は父が早く亡くなってしまったため、母が一人で子ども二人を育てている。
そのせいで、母は仕事で忙しく、家にはなかなか帰って来ない。
・・・まあ、自分たちを養っていくためなのだ。仕方がない。
でも、たまには帰ってきてほしい。そう思うこともある。
「麻衣、俺がついてるからな。だから、寂しくなんてないよ。俺が、ずっとそばにいるから・・・」
いつも優しくめんどうを見てくれる兄。私は兄の存在があったから、今ここに居られるんだと思う。
兄がいなかったら、私は寂しさに耐えられなかったはずだ。
兄は、私にとって、かけがえのない存在だ。
・・・ずっと、好きだった。
でも、言えずにいた。
兄妹だから・・・