「おい、コラ。ノロノロ歩いてんじゃねぇよ、ブス」 「す、すんません・・・」 ただ今、私は悪魔と登山中。 「それにしても、良かったよ。他の雌共だったら色々面倒だしな」 にっこり、と 営業スマイルで私を見る谷口。 「私にとっては最悪だっつーの」 ボソッと小声で言ったつもりだったのに 「何か・・・言った?」 ひょええええぇぇぇぇぇ!! 後ろからドス黒いオーラが見えまくってます。 「な、何でもございません・・・」