あたしの次の言葉に教室中はまたもやフリーズすることとなる。 「あたしはアンタと関わる気はないわ。ま、せいぜい授業中のあたしの昼寝を邪魔しないようによろしくね」 それからあたしは一限目の始まりとチャイムと共に、いつも通り机に突っ伏し夢の中へと駆け出した。 彼女の有り得ない想いなど、あたしは無論、知るよしもなかった。