それは翌日の話だった。 あたしの驚愕の範囲を超えた。 想像を絶する光景だった。 「なに、その格好…」 思わず自分から声をかけてしまった。 しかも思いっきり引き攣った顔で。 「何って、お前がこうしろって言ったんだろうが」 あたしは教室に入って絶句。 あたしは二番目だった。 割と早く来るのは好き。 …というより、昨日の満員電車が嫌で早くきてみた。 いや、問題はそこじゃない。