『絵?』 友希は1番近くの絵を見た。 その絵には魔物と魔物に脅える村人みたいな絵が書かれていた。 『変な絵…』 友希が絵を見つめていると、背後で気配を感じた。 友希は背後を振り返った。 しかし、背後には誰一人いなかった。 『誰もいない…』 友希に寒気が走った。 『まさかこの屋敷にたどり着くのがこんな子供だなんて…』 友希の耳に声が聞こえた。 友希は窓際に目をやった。 すると、窓際の方に光が集まり出し、白い服を着た金髪の少女が姿を現した。 『だ、誰?』 友希は脅えながら声を上げた。