私がパウンドケーキと紅茶を持って行くと、待ってました、とばかりに恵美がケーキに飛びつく。
「やっぱりすみれのお母さんが作るお菓子はサイコーにうまいよ〜!」
ケーキを食べながら二人の会話もはずんでくる。最初に話し出したのは私からだった。
「お姉ちゃんが今付き合ってる人に秘密のこと話したみたいなんだ」
「へー!じゃあ百合さん結婚を決意したのかな?」
「でも秘密のこと話しても信じてないみたいだから、また話すんだって」
「そりゃあ最初っから信じる人はいないと思うよ。私だって目の前で見てやっと信じたくらいだから」
「そうだよね。どこを探しても家の家系だけだよ、チョコレートを食べると『猫』の姿になっちゃうなんて‥‥」
「やっぱりすみれのお母さんが作るお菓子はサイコーにうまいよ〜!」
ケーキを食べながら二人の会話もはずんでくる。最初に話し出したのは私からだった。
「お姉ちゃんが今付き合ってる人に秘密のこと話したみたいなんだ」
「へー!じゃあ百合さん結婚を決意したのかな?」
「でも秘密のこと話しても信じてないみたいだから、また話すんだって」
「そりゃあ最初っから信じる人はいないと思うよ。私だって目の前で見てやっと信じたくらいだから」
「そうだよね。どこを探しても家の家系だけだよ、チョコレートを食べると『猫』の姿になっちゃうなんて‥‥」