「ただいまぁ~。」



家に帰って玄関で靴を脱いでいると、なにやら少し騒がしい気が。何かやらかしたかな。



「うわー。あ、チハルちゃんおかえり!ねぇ、どうしよう。ちょっと…うはー。」



予想どおり慌て気味のトモくんが、キッチンからドタバタと走ってきた。



「どしたの。何かあった?」


「とりあえず来て!」



グイグイと手を引かれて、キッチンに行くと、何やらボウルに大量の黒いものが入っているのが見えた。