…が。 そんな空間が、この家で続く筈がない。 今までも、一日ですら この静かな時間が 保っていた例が無いのだ。 今回も、保つ事は無いだろう。 何故なら、この部屋が 静かだからこそ聞こえる、 徐々に近づいてくる足音が二つ。 これまでも、この足音の 持ち主のせいでその空間が 壊されてきたのだ。 タタタ… タタタッ タタタッ!! ダダダ!! 段々と酷い音に変わっていく足音。 …よく床が壊れないものだ。