メアリーの話を聞き終え、そっと手をさしのべる。



「私と一緒に宮殿に行ってくれないか?」

『それは…どうゆう意味で…?』

「后に迎えたい…頼む。私と一緒に来てくれないか?」



涙がボロボロと零れ落ちた……。

『私こんな事言われたの初めて……嬉しい。』

「本当か!じゃ一緒に来てくれるのか…?」