私は、静かなリビングを後にした。
パパとママには、学校に行くなんて嘘から嘘だらけ。
私、純粋な心がほしいよ。
そして、また、大きい階段を上って自分の部屋にはいる。
私は、入ってびっくりした。


「涼哉っ!!なんでいるの?」


「あ?」


涼哉というのは、私の家で働いている家政婦の息子で同じ歳の16歳。
どういう訳かしらないけど、私の家に住んでいる。
私の部屋に今日は居た。

「あ?って、人の部屋でしょ?」


「いや、俺も住んでるから関係ねえよ」


「はぁ?関係あるし」


「しるかっ(笑)」


涼哉は、それ以上何も応えてくれなかったが、笑顔を絶やさず応えてくれた。
いつも、ぶっきらぼうな涼哉が話してくれるから少しだけ嬉しくてもっと話たくなる。


唯一、私が怖がらないのは涼哉だけ。
涼哉は、突然来たり、突然いなくなったりするけど、怖がってはない。
なぜなのかは知らないけど、涼哉がすぐそばにいたら、落ち着くんだ。