「夏樹と特に浩一クン手抜かないでよぉ同じ目に逢うよ?」

可奈が言った

俺は立ち止まってしまった

すると七海が

「大丈夫だ…から…………………大丈夫だ…から………お願……い」

と声を振り絞って俺だけに言った

ゴメン ゴメンな

でも翔太が何か考えてくれてるみたいだからそれまで耐えてくれ

その時家の外からある音が聞こえた