友達と呼べない“友達”。

頭の中の欠陥が切れた音がした。




「あたしが好きって知ってたジャン!!
 
 友達の好きな人獲るのかよ!?」




真剣に、ただ真剣に聞いたのに。


本気で好きだったのに。




返って来た言葉はあまりにも残酷で


あたしの中で何かが弾けた。