壁を作っていたのが私。 壁を壊してくれたのが君。 君の手首の傷の理由―。 教えてくれてありがとう。 もっと早くに聞いていたらよかったね… 悔やんだところで何も変わらない。 だから私は決めたんだ。 君が悩んでいるとき、 君が哀しんでいるとき、 私に出来ることならば、何でもしようって。 それで例え周りに迷惑をかけることになっても。