「私のことそんなにも考えてくれててありがとう。」 裏切った私に向かって君はそう言ってくれた。 「やっぱりRが1番の友達やな!」 曇り一つない綺麗な笑顔を向けてくれた。 どうしようもなく、泣きたくなった。 誰かの言葉で、こんなにも胸を締め付けられるのは初めてで。 今度こそ本当に君を信じる。 他人の言葉に惑わされたりはしない。 だから、 「例え周りが敵だらけでも、私だけは絶対味方やから。」 寒空の下、私は誓った。