もうすぐ2学期が始まろうとしている夏休みの終わり頃。 私は2学期も学校に行かないつもりだった。 高校のことなんてどうでもよかったし、君がいない学校なんて意味がないと思っていた。 だけどそれ以上に、家にいたくない気持ちのほうが大きかった。 だから私はたとえ反対されようと、学校に行くことを決心した。 それに、学校にいればもし君が学校に来たときに、傍にいることが出来るから…