地味子と生徒会長の秘密のお勉強


―――と、心の中で叫んでいたら…



ドンッ…



「キャッ…!」



カタンッ――



誰かにぶつかってしまった。



その衝撃で眼鏡が落ちた。



「あっ……
眼鏡―――」



私とぶつかった人が、眼鏡を拾い、私に渡した。



その瞬間、初めてその人の顔を見た――――