「あっ
オハヨーお兄ちゃん
2人とも
転校早々遅刻は避けたいから早く食べちゃって!」
「「はーい」」
―――――――――――
「姫乃ー
早く行くぞー」
「待ってよ!
お弁当作ってたら時間かかっちゃって…!」
私の家には、お兄ちゃんと翔と私しか住んでいない
お父様は本社のニューヨークを中心にあらゆる国々を飛びまくっているし、
お母様はお父様についていっているから…
だけど寂しくない
お兄ちゃんと翔がいるから
使用人をやとわないのは3人の空間に邪魔をされたくないから
だから、家事は基本的に私がやっている
たまに2人も手伝ってくれるけど…


