僕は感じたなんて楽しいんだって、こんな楽しいことずっと続いていったらなって。
二人で何かを語りながら歩くのもいいけど、こんなふうにスリルを味わいながら、大笑いして、心の底から楽しむのもいいなって思った。だけどこの楽しさは一人では味わえない。誰かと共有する楽しさ、もしかしたら僕はこんな簡単なことに気付くのが遅すぎたのかもしれない。
歩いても十分の距離を僕らは自転車を飛ばし、予想外の速さで事務所へ到着した。でもすでに何人かの従業員は仕事を開始していて、働き蟻のごとく配達前から汗を流していた。
「おはようございます。」
僚介に続き僕も事務所に足を踏み入れる。
「おはよう。今日もしっかりがんばれよ。」
井上さんが、僕らにそう言葉を掛けた。
「一、今日は何軒回るんだ?」
僚介が振り向きそう言った。
「えっ、、、。」
僕は少しとまどった。二日目じゃまだ、見通しをつけることが出来なかったから。
「じゃ、とりあえず今日は、、そうだな、、昨日の件数より三十件部数増やしてみっか。」
さらりと僚介は僕に言った。
「三十件も増やすの?」
今の僕にとってのプラス三十件は、物凄く酷な物に感じた。
「たいしたことはないさ、一なら出来るよ。で、また少しずつ件数増やすやり方でいこうぜ。」
何を根拠に僚介は、僕にたやすく荷を背負わせるんだろう。僕は僚介に気付かれないところでやる気の無いため息を付いた。
二人で何かを語りながら歩くのもいいけど、こんなふうにスリルを味わいながら、大笑いして、心の底から楽しむのもいいなって思った。だけどこの楽しさは一人では味わえない。誰かと共有する楽しさ、もしかしたら僕はこんな簡単なことに気付くのが遅すぎたのかもしれない。
歩いても十分の距離を僕らは自転車を飛ばし、予想外の速さで事務所へ到着した。でもすでに何人かの従業員は仕事を開始していて、働き蟻のごとく配達前から汗を流していた。
「おはようございます。」
僚介に続き僕も事務所に足を踏み入れる。
「おはよう。今日もしっかりがんばれよ。」
井上さんが、僕らにそう言葉を掛けた。
「一、今日は何軒回るんだ?」
僚介が振り向きそう言った。
「えっ、、、。」
僕は少しとまどった。二日目じゃまだ、見通しをつけることが出来なかったから。
「じゃ、とりあえず今日は、、そうだな、、昨日の件数より三十件部数増やしてみっか。」
さらりと僚介は僕に言った。
「三十件も増やすの?」
今の僕にとってのプラス三十件は、物凄く酷な物に感じた。
「たいしたことはないさ、一なら出来るよ。で、また少しずつ件数増やすやり方でいこうぜ。」
何を根拠に僚介は、僕にたやすく荷を背負わせるんだろう。僕は僚介に気付かれないところでやる気の無いため息を付いた。


