僚介は照れ隠しにか、ティンを空中に投げてそしてそれをキャッチした。
良く磨かれたシルバーのメッキが一瞬魚の鱗のように輝いた。
僕は無言のまま意味も無くうなずくことしか出来なかった。
僚介はふと出入り口の正面にある壁を見つめた、その視線に促され僕もそっちを見てみると、この間来た時も僕は気付かなかったけど、豪華な花飾りの影に隠れるように小さな写真が飾られていた。麗華さんと僚介の。ずっと昔の写真だった。小さい頃の僚介の、、、。
「お袋、客の前でお袋って言うな!とか言うくせに、あんな写真飾ってんだもんな、まぁ目立つところではないけどさ。だけど、この日が今につながってるって思うとなんか信じられないって言うか、これを見るとなんか不思議な感じがするんだよ、、。」
僚介は僕なんかが何も知らない、ずっと昔の思い出に浸っているようだった。
僕は何も言わず、カウンターに肘を付きカウンターの奥に並ぶ、磨かれくすみの無いカクテルグラスを見つめていた。
沈黙が流れた、聞こえるのはBGMだけ。
フロア中がブラックミュージックに包まれ店内のムードは最高潮だった、、、。
だけど僕に僚介の心は読めない。
落ちているのか、夢を見ているのかさえも。
「じゃあ始めるか。」
その言葉を皮切りに僚介のフレアが始まった。
僚介はもう一度ティンを投げ、続いて左手でボトルを回した。空中で光を反射したそれらが、一瞬にして僕をひきつけた。僚介はなれた手つきで、ティンを放し二本のボトルをどうじに回し始めた。右のボトルを左の脇の下をくぐらせ、今度は背中でそれをキャッチする、滑らかに、そしてしなやかに、アゲハチョウのように大胆に。輝いていた。きらめくボトルたちだけじゃなく間違いなく僚介も、、BGMすら耳に入らないほど僕は僚介に魅了された。これが夢を追い求める人の姿?夢見るやつの姿なのか?
良く磨かれたシルバーのメッキが一瞬魚の鱗のように輝いた。
僕は無言のまま意味も無くうなずくことしか出来なかった。
僚介はふと出入り口の正面にある壁を見つめた、その視線に促され僕もそっちを見てみると、この間来た時も僕は気付かなかったけど、豪華な花飾りの影に隠れるように小さな写真が飾られていた。麗華さんと僚介の。ずっと昔の写真だった。小さい頃の僚介の、、、。
「お袋、客の前でお袋って言うな!とか言うくせに、あんな写真飾ってんだもんな、まぁ目立つところではないけどさ。だけど、この日が今につながってるって思うとなんか信じられないって言うか、これを見るとなんか不思議な感じがするんだよ、、。」
僚介は僕なんかが何も知らない、ずっと昔の思い出に浸っているようだった。
僕は何も言わず、カウンターに肘を付きカウンターの奥に並ぶ、磨かれくすみの無いカクテルグラスを見つめていた。
沈黙が流れた、聞こえるのはBGMだけ。
フロア中がブラックミュージックに包まれ店内のムードは最高潮だった、、、。
だけど僕に僚介の心は読めない。
落ちているのか、夢を見ているのかさえも。
「じゃあ始めるか。」
その言葉を皮切りに僚介のフレアが始まった。
僚介はもう一度ティンを投げ、続いて左手でボトルを回した。空中で光を反射したそれらが、一瞬にして僕をひきつけた。僚介はなれた手つきで、ティンを放し二本のボトルをどうじに回し始めた。右のボトルを左の脇の下をくぐらせ、今度は背中でそれをキャッチする、滑らかに、そしてしなやかに、アゲハチョウのように大胆に。輝いていた。きらめくボトルたちだけじゃなく間違いなく僚介も、、BGMすら耳に入らないほど僕は僚介に魅了された。これが夢を追い求める人の姿?夢見るやつの姿なのか?


