ロールプレーイング17

 僚介はそう言い今日の午後はそれに備えて昼ねでもしとけって僕に言った。今日は学校も昼までだってことは家の親も知っていたから。僕は途中の八百屋でソラに上げる小松菜を買い、堂々と家に帰って昼寝をすることにした。
 ベッドに横たわりながら、ブランコに揺れるソラを見ていたら、、僕は何時しか眠りに落ちた。昼寝はなんだか心地よく、まるでガキの頃に戻ったみたいな気分になった。
 

 目が覚めると、夜の九時を回っていた。たっぷり六時間は寝ていたらしい。僕は台所に降りて、戸棚の中にあるラップのかかった僕の分の夕食をレンジで温めた。ゆっくりとそれを食べながら僕はこれから僕がしなければならない、新聞配達について考えた。当たり前にポストに配られている新聞も、、、配っている人がいて読む人がいるんだなって。この晩御飯だって、、、。作る人がいて、そして僕がこうして食べている。なんだか少しありがたいなって気持ちになった。
 部屋にもどると僕はまたノートパソコンをひらいた。昨日や一昨日みたいにスムーズに言葉が続かなかった。まだ予定の時間まではたっぷり時間はある。僕は手を止めてソラの鳥かごの前まで行った。ソラがじっと僕の目を見つめた。
「翼は傷むか?」
 当たり前のようにソラは何も答えない。僕は鳥かごの扉を開き、そっと手を差し伸べた。ソラはじっとかごの隅に身を潜めたままだった。僕はゆっくりとソラの頭を指でさすった。
 暖かかった。
「逃げないんだな。」
 しばらくその体制をたもってから。僕はゆっくりと、かごから手を抜き出した。僕はまたパソコンの前に座り、ことの続きを開始した。時間は音も無くゆっくりとながれていった。

 一時半を過ぎると、いてもたってもいられない気分になった。僕は何度も何度も振り返り繰り返し壁に掛かった時計を見返した。何度見たって時間が止まることなどなっかた。