ロールプレーイング17

心の底から、笑い会えるって経験、僕は今までしたことがなかった。心に隙間があるのだとしたら、笑うことって、それを埋めてくれるものなのかなって感じた気がした。


 僕らは、この小鳥を飼育するために、院長に言われた物を一通り揃えることにした。ペットショップみたいな物は、この近所にはなかったから、ホームセンターに行って見ることにした。
 ホームセンターのペットコーナーは、以外に広くハムスターやウサギまで売っていた。
「以外に広くて何でも売ってるんだな。」
 僚介は感心したように、商品や生き物なんかを見回していた。最初は僚介が用品を買うって言ってたけど、うちで飼うことにもなったし、今月は小遣いも結構余ってるからって言ってこの商品の代金は僕が払うことにした。鳥かご、七部の練り餌、仔猫用のフード、とりあえず院長の言われたものを買い込み、僕らは僕の家へと向かった。

「一の家に行くの初めてだな。」
 歩きながら、僚介がつぶやいた。
「家族のこととか気にしないでいいから。」
 どうせ僕には無関心な親なんだから。誰かを連れてこようと関係ない話だから。
 家に着くと僕らは、僕の部屋に直行した。僚介は僕の部屋に入ると、なんかちょっと驚いた様子だった。この部屋で当たり前に生活している僕には一瞬わからないことだったけど。僕の生活に欠かせない物、ノートパソコン、ゲーム各種、そのソフト、本棚の小説、マンガ、オーディオ、液晶テレビ、この間買ってほとんどと使ってないデジカメ、DVDプレイヤーそんな僕にとっては当たり前の物に僚介は関心をいだいていた。
「これ全部一のものなのか?」
一通り見渡してから、僚介が口を開いた。
「ああ、そうだよ。」
 僕は、その時何も考えずにそう答えていた。