僚介は、僕に軽く合図をし小鳥の入った箱を静かに持ち上げた。中に入るとかなり年の行った先生、爺さんと言いたくなるようなそんなそんな面持ちの院長が僕らを迎え入れた。
「ムツゴロウ?」
僚介は僕にしか聞こえないようにそっと僕に耳打ちした。僕は少しウケそうになるのをこらえて僚介の後ろについて、診察室のなかへと入った。
「背黒セキレイの雛を保護したそうじゃねぇ。ちょっと見せてもらおうか。」
僚介は、そっと院長の前に段ボウルを差し出した。院長は箱の蓋を開けると、すぐにこういった。
「完全に、羽が折れとるなぁ、飛べるようになるまでに時間がかかるかもしれん」
院長の顔が少しくぐもった。
「セキレイは野鳥、診察に費用は掛からんが、、、。」
そこで、院長は僕らをもう一度一目した。
「治療を始める前に一つだけ約束があるんじゃが、守れるかな?」
僕と僚介は目を合わせた。約束?
「何ですか約束って。」
僚介は柄にも無く遠慮しがちに質問をした。
「このセキレイの怪我がよくなるまで君たちが保護し、空に返してほしいんじゃ。できるかの?」
今度は僚介が、参ったと言うように顔をしかめた。
「あ~俺の家マンションだから、、、。」
僚介はそこまで言って舌打ちをした。僚介は本当にこの鳥を助けたいんだなって感じた。
「うちで飼えばいいよ。」
僚介があんまり残念そうな顔をするもんだから、僕は無意識にそういっていた。
「本当か?いいのか?」
一瞬安請け合いをしちまったって思ったけど、たまには人の役にたつのもいいかなって思って、いいよってもう一度言いなおした。
それを聞いてた院長も納得して、診察は行われた。
「ムツゴロウ?」
僚介は僕にしか聞こえないようにそっと僕に耳打ちした。僕は少しウケそうになるのをこらえて僚介の後ろについて、診察室のなかへと入った。
「背黒セキレイの雛を保護したそうじゃねぇ。ちょっと見せてもらおうか。」
僚介は、そっと院長の前に段ボウルを差し出した。院長は箱の蓋を開けると、すぐにこういった。
「完全に、羽が折れとるなぁ、飛べるようになるまでに時間がかかるかもしれん」
院長の顔が少しくぐもった。
「セキレイは野鳥、診察に費用は掛からんが、、、。」
そこで、院長は僕らをもう一度一目した。
「治療を始める前に一つだけ約束があるんじゃが、守れるかな?」
僕と僚介は目を合わせた。約束?
「何ですか約束って。」
僚介は柄にも無く遠慮しがちに質問をした。
「このセキレイの怪我がよくなるまで君たちが保護し、空に返してほしいんじゃ。できるかの?」
今度は僚介が、参ったと言うように顔をしかめた。
「あ~俺の家マンションだから、、、。」
僚介はそこまで言って舌打ちをした。僚介は本当にこの鳥を助けたいんだなって感じた。
「うちで飼えばいいよ。」
僚介があんまり残念そうな顔をするもんだから、僕は無意識にそういっていた。
「本当か?いいのか?」
一瞬安請け合いをしちまったって思ったけど、たまには人の役にたつのもいいかなって思って、いいよってもう一度言いなおした。
それを聞いてた院長も納得して、診察は行われた。


