涼は目をキラキラと輝かせる。




「涼・・・頑張る・・・」




そんなに旅行に行きたいのか・・・。




気が重い・・・。




その日から涼は毎日毎日勉強漬け。




さすが特待生・・・・。




帰ってきて寝るまでずっと勉強。




静まり返る部屋の中。




・・・・。




頑張ってんなぁ・・・・。











「紅」




保健室に入る。




「壱、何よ」




「俺も旅行行くから」




「荷物係でね♪」




ふざけんな・・・・この女・・・。




俺が人に使われんの嫌いって知ってるくせに・・・・。




「怒ったら連れていかないんだからね☆」