俺は助けん。




スタスタと歩く俺。




チラっと後ろを見ると、少し少し歩くサダコ。




授業に遅れるぞ、あいつ。




楽々教室についた。




あいつ・・・・遅い。




授業開始2分前になっても、サダコは来ない。




「・・・・」




廊下を見ると、サダコは見えない。




・・・・何してんだか・・・。




廊下を早足で歩く。




プリントを半分持ったサダコを見つけて、半分持った。




「・・・・先生・・・?」




俺を見上げるサダコ。




「半分持ってやるから、はやく歩け。」




「・・・はぃ・・・・。」




教室にギリギリ間に合った。




サダコ・・・役にたたねぇ・・・・。