「ぇ・・・・」




「いらない?」




俺はニコッと笑う。




「な・・・んで・・・・」




俺が涼にあげたのは指輪。




それは、遠くまでデートしに行った時によったジュエリー店で涼が見入ってた指輪。




涼がトイレでいない間に買った。




「いらなくない・・・」




涼は指輪を持つ。




俺はその指輪をとって指輪にキスした。




そして涼の左手の薬指に指輪をはめた。




サイズはピッタリ。




「涼、愛してる。だから俺の傍にずっといて。」




「・・・うん・・・!」




涼は笑顔で頷くと俺に抱き着く。




涼は少しワケアリ。




家族とかまだ知らないことだらけ。