俺のワケアリ彼女




帰ったのは夜遅い。




でも珍しく涼が起きていた。




「・・・先生・・・楽しかった。ありがとう」




恥ずかしそうにニコリと笑う涼。




そんな涼に俺は顔が緩む。




「涼がまた行きたかったら連れてってやる」




「うん!」




ぎゅぅと俺に抱き着いてきた涼。




まじ可愛い。




「先生大好き」




「俺は愛してる」




その言葉に涼が赤くなる。




「す、涼も先生のこと・・・ぁ・・・てる・・・」




あまりに恥ずかしそうに言う涼。




でも声が小さくて聞こえない。




「涼、もう一回。聞こえない」




涼を抱き上げてベッドに向かう。




「ぁ、愛・・してる・・・」