「・・・・ん・・・」




目を開けると、俺の腕の中に涼。




「・・・」




顔が緩むのがわかる。




「・・・・涼、朝」




よく寝れないと言っていた涼は何処へやら。




朝まで一回も起きなかった。




ずっとぬいぐるみを離さなかった。




「・・・んぅぅ・・・」




目を開けた涼はふにゃって笑った。




「先生おはよぅ・・・」




「はよ、涼」




口に触れるだけのキスをした。




俺はベッドから出た。




「朝は何食いたい?」




「・・・ホットケーキ・・・甘いのたくさんかけたやつ」




甘いのとはシロップ。




昨日の卵粥残ってるけどいいか。




「了解ー」