俺のワケアリ彼女




「涼っ・・・」



父親が涼を思いっきり睨む。



涼は俺を止めるのをやめた。



一口お茶を飲んだ。



涼が泣きそうな目で俺を見ていた。



グラつく。



なんだよ・・・・これ・・・・・。



「涼の先生・・・・?あなたを生かしておけないんです。」



不気味に笑う父親。



ガツッ・・・・!!!!!



「ッアア!!!!」



何か固いもので頭を殴られた。



「おじさんッ・・・・!!やめてっ・・・!!!!」



涼がおじさんという男に止めにかかる。



おじさんという男の手にはコンクリートのブロック。



「どけ!!!」



「っ・・・・やだっ・・・・!」



パシン!!!



父親が涼を叩く。



おじさんという男も涼を叩く。



「・・・っ・・・・」



頭を抱えこんで縮こまる。