俺のワケアリ彼女




涼を起こしにいくと、可愛らしい顔でぐっすり眠る涼がいた。




でも顔は白い。




「・・・涼・・・涼?」




俺が涼を呼ぶと目を開けた。




「・・・せんせ・・・?」




寝ぼけてる涼を抱っこしてリビングに行く。




「・・・ふゅ・・・」




「卵粥食える?」




「・・・涼・・・食べると気持ち悪くなる・・・・」




椅子に座らせた。




「ちょっとでいぃから食ってみ?」




涼は少しお粥を口に入れた。




「・・・先生・・・美味しい・・・」




「ん、よかった」




ゆっくり食べる涼。




するとインタ-フォンがなる。




・・・・・・。




誰だよ・・・・。




玄関を開けると、里美(サトミ)が立っている。