お風呂に入ってからも先生の部屋に入るのが怖い。
だから、久しぶりにソファーで寝た。
怖くてあんまり寝れなかった。
次の日からは嫌いな電車で学校に行った。
先生が先に行っちゃうから。
学校にいても帰っても先生が遠くて寂しい。
このまま引っ越すのは嫌だったけど、涼は何もできなくてただ時間だけが過ぎた。
引っ越しの日は、普通に平日。
学校が終わってから荷物を取りに先生の家に行った。
・・・・。
寂しい。
先生と最近ギスギスで話しもしてない。
涼・・・ひとりなんて嫌だよ。
絶対無理だよ・・・。
先生・・・・。
「先生・・・ごめんなさい・・・」