なんで・・・こんなとこで寝てるんだよ・・・・。




「・・・」




涼を寝かせたままにして俺は朝飯を作る。




少しすると涼が起きた。




「・・・先生・・・おはよぅ・・・・」




涼が言った言葉を俺は聞こえない振りをした。




「・・・・・」




何がおはようなんだよ・・・。




なんでソファーで寝てんだよ・・・。




涼はというと朝からシャワーを浴びていた。




・・・・。




俺は涼がシャワーのうちに朝飯をすませた。




涼がひとりで朝飯を食ってる途中で玄関を出た。




・・・・・・。




いつもは聴かない音楽を車に流して車を出した。




涼がどんなに悲しいなんて余裕がなくて考えられなかった。