「・・・でも・・・せんせ・・・は・・・」
涼は泣きそうな震える声で言った。
冷めてた俺は、涼に冷たく言い放つ。
「優しくねぇよ。お前、まじウザいから学校くるなよ。」
俺はバカ。
こんなこと言うから・・・、
涼は余計傷付くのに。
この時はまだ知らなかった。
「・・・ごめん・・・・なさいっ・・・・」
涼は小さく呟いて走っていった。
あいつなんなんだよ。
意味わかんねぇよ。
それから、授業をした。
涼はいつも以上に暗い。
ノートをとる手が震えていた。
まぁ、俺には関係ない。
何となく1日が過ぎた。
今日もいつもと変わらない。
普通の日。

