俺のワケアリ彼女



でも、涼は小さく震えていた。



涼のでかい目から涙は流れない。



「先生・・・優しい・・・・ありがとうございます・・・」



「教室戻れ」



涼はフラフラと階段をおりだした。



大丈夫か?



あいつ。



俺はタバコをふかした。



俺は優しくなんかない。



資料室に入った。



中には、女生徒。



「先生・・・、シよ?」



女生徒を抱く。



感じる女生徒を見て、



俺は楽しむ。



最低な教師だ。



知ってる。



そんなの。



ガタ・・・・。



「・・・せ・・・・んせ・・・・?」



資料室の外に涼。



涼の目からは涙。



なんで泣いてんだ。