【続】幼なじみは俺様王子。





ーー1時間後。


「あーちゃん、スタイルいい……」


黒のセクシーなビキニで胸元には紫のラインストーンがあしらってある水着。


あたしは、あーちゃんの水着姿をマジマジと見つめた。


「な…っ…! ちょっと穂香! そんなジッと見つめないでよ! 恥ずかしいじゃない!」


あーちゃんはタコみたいに顔を赤く染めながら、自分の体を隠すようにタオルで隠した。


「えー……だって、本当にスタイルいいんだもん……」


そう言いながら、視線を下に向ける。


あーちゃんに勧められて躊躇いながらも買ったビキニ。


白とピンクの水玉模様でフリフリの可愛らしい水着だけど……


「やっぱり似合わないよぉ……」


凸凹のないこの幼児に、ビキニなんて……。


着ている自分が恥ずかしくなる。


「そんなことないよぉ!穂香らしくて、すごく可愛い~!」


あーちゃんの代わりに、口を開いた愛チャンはそう言ってニコッと笑った。