白黒で印刷された地図の真ん中に、星マークがついている。
この星マークを目指して歩いているのだが、このまま行くとどう考えてもソレはこの森の中に存在するようなのだ。
インターネットで偶然見つけた奇妙な事務所。
半信半疑のまま依頼メールを送ったのだが、まだ返事は来ない。
最初から信用などしていなかったが、ネット上に地図まで載せていると言う事は、行ってみる価値はあるかもしれない。
そう思うと、幸也の足は自然とこの場所へと向かっていたのだ。
「道を間違えたか?」
そう呟いてみるけれど、ここまで一本道だったのだ。
間違えるハズがない。



