19の夏~私の愛した殺人鬼~


「どこへ行くんだ?」


「2人が、何かを伝えたがっている」


 そう言うと、ネコは喫茶店の裏へと回って行った。


 裏には小さな庭がブロック塀で囲まれていて、外から様子が見えないようになっている。


「なっ!?」


 冬我が声を上げてビニール傘を投げ出した。