19の夏~私の愛した殺人鬼~


「父さん」


「ん? なんだ?」


「父さんは、大丈夫なの?」


「なにがだ」


 キョトンとする新田に、幸也は言葉を続けた。


「サークルの登録画面だよ。見たんじゃないのか?」


 不審そうにそう言う幸也に……新田は大きく目を見開いた。


「しまった!!! 藤堂のやつが見たんだ!!!」


 そう叫ぶと、足にコードをからませてこけそうになりながら、部屋を出たのだった……。