「え?」 「画面が、チカチカして……。その時くらいしか、心当たりはない」 聡美は、新田を見た。 新田は一つ頷き、「その画像の解析を頼む」と、言った。 聡美が慌しく出て行くと、部屋の中はシンと静まり返る。 眉間にシワを寄せたまま「ここまで来るとオルフェウスが殺人事件に関わっている可 能性が高いな」と呟き、おちつかないように部屋の中を歩き回る。 そんな父親の姿に、幸也はゆっくりを体を起こした。