19の夏~私の愛した殺人鬼~

「幸也、そう怒るな」


「別に怒ってやしないさ! ……ただ」


「ただ?」


 幸也は、B・P専門学校に通う沙耶香との出会いと調B・P専門学校への調査依頼がほぼ同時期に来たことを思い出す。


 なんのつながりもないかもしれないが、心の芽生えた疑心の念。


 それから、どこかでずっと引っかかっていたのだ。


「警察は……いや、俺はこのサークルのオルフェウスという人間を疑っている」