「捜査中?」 そう言いながら運転席から顔を除かせたのは、幸也だった。 助手席と後部座席には見慣れない男たちがいる。 「何をやってるんだ?」 「こっちも捜査だよ。誰かさんに飯田昌代の件を頼まれたから」 と、嫌味を言いながら車を下り、新田の横に立った。 傍から見ると親子には見えないが、キツイ目元がよく似ていた。 「『携帯電話』のことか。何かつかめそうなのか?」 「あぁ。 手伝ってくれる人間がいるから、非現実的な話が現実と繋がりそうだよ」 「ほほう?」