恋のMission〜年下クール男子を誘惑せよ!〜

「うふ。恵子ちゃんって、すぐ顔に出るから、分かりやすいわね?」

「そ、そうですか?」

「ええ。さっきも紳一を見て、切なくて泣きそうな顔してたもの」

こうなったら、白状するしかないよね?

「実はその通りなんです。年上なのに、ごめんなさい」

私は恥ずかしいのと、綾乃さんの反応を見るのが怖くて、俯いたまま顔を上げられずにいた。


「いいじゃない?」

「え?」

と言って顔を上げると、綾乃さんは優しい顔で笑っていた。